嬉しいことにお付き合いさせていただいている方と6月頃から同棲する運びとなった。
……と同時に親から結婚の時期や子供をどうするのかなど尋ねられることも少なくない。
いやいやまだまだ先だよ、何も考えていないし
と答えるのだが、ふと自身の年齢について考えることがある。
所謂アラサーになっている訳で、もう30代が数年後になった。
小学校低学年の時は「24には結婚!」なんて豪語していたのだが……
そう言うほど、小さい自分にとっては20歳を越えたら立派な大人になって家庭を築くものだと思っていたのだと思う。
正直、今の自分が結婚して相手の残りの一生を一緒に過ごす責任を負うこと、また子供をもうけて立派に育てる自信がない。
一緒に過ごすことでそれは自然と解消されるのかもしれないが。
話は変わるが、叔母が今年に入ってすぐに他界した。
還暦を迎えてすぐであったが、自分があと倍の年数生きたらその年齢に達するのだと思うと焦りを少し感じる。
叔母は元々ガンを若い頃から患っており、自分が長くないことを分かっていたのか、自身の趣味である絵画やスキーに一生懸命だった印象だった。
亡くなってから母に聞くと、やはり最初に病気をしてから10年ごとに生きられたことを記念に新たなチャレンジをしていたみたいだ。
のうのうと人生を消費するのはもう頃合を過ぎたのかもしれない。
まだ認めたくない自分といま寝転がりながらこれを打ち込む自分とのせめぎ合い。
風呂に入って酒をあおって寝よう