フレデリックの話をしよう。
フレデリック・ショパンでもなく、フレデリック・ダグラスでもない。4人組バンドのフレデリックのことだ。
私が高校時代から使うウォークマンには目下1000曲ほどが入っているだろうが、恐らくそのほとんどがフォルクローレだ。なーんだ、フレデリックじゃないのかと落胆するのも致し方ないと思う。フォルクローレはもはや私の血であり、骨であり、魂である。フォルクローレなしではもう生きられない……。その域に達している。であるから、好きとかそういう問題からは外れるし、その他のウォークマンに入っている私のお気に入りたちとは比べることは不可能かつ不毛なのだ。
さて、話を戻すが、私のお気に入りのアーティストを片手に収める範囲で列挙するならば、aiko、ポルノグラフィティ、松任谷由実、フレデリックあたりになるだろう。現代の若者っぽいかもしれないが、もちろんこの他にも竹内まりやも福山雅治も槇原敬之もABBAもマキシマムザホルモンもボカロもチェッカーズも聞く。
基本的にはフォルクローレと上記の4つをヘビロテするのだが、とりわけここ最近はフレデリックの割合が格段に高い。玄関を開けてウォークマンを起動してまずはフレデリックを聞く、そんな具合に。
フレデリックには所謂フレデリックらしさというものが存在する。代表曲であるオドループ、オンリーワンダー、リリリピートあたりを聞いていただければお分かりになると思う。
オマケに
お聞き頂いた方、リンクをポチってくれたことに感謝の意を示したい。
そしてどうだろうか、私の言わんとすることがどんなことか。
1つは恐らく彼らにしかない唯一無二のループサウンドと思う。と思うとしたのは何せ私は一介のファンでしかないし、別に音楽の知識に秀でてる訳では無いので、単にfavoriteな点を挙げてるに過ぎないからである。でもまあ聞き込んでることはこの上ないので、信用してもらって構わない。何様なのか。
2つはそのループサウンドが耳に“イイ感じ”で残るあたりか。決してしつこくなく、需要にフィットする感じ。安心感。思わず横揺れするビート感。
3つは恐らく今後何があろうともフレデリックのサウンドは変わることはないだろうという確信が持てる点。またいつか私を横揺れさせる至高の1曲をフレデリックは世に出してくれる。そんな信頼感。
私がフレデリックを知ったきっかけをお話していなかった。遡ること2年前である。
野球中継では試合が終了しヒーローインタビューを終えた後に本日のハイライトが流される。2016年シーズンのオリックス・バファローズ主催試合でのハイライトのBGMがフレデリックの「Future Ice Cream」だったのだ。
見つけた楽天戦のを貼っておく
これを聞いた私は思った。
すこ
と。
実際いい曲だし、終盤の大逆転シーンなんかで最後の大サビが来ようものなら安っぽいMVより感動モノである。
そんなこんなで私はフレデリック中毒に見事になってしまった。おそらくこの中毒に治療法はない。治そうとも思わない。