絶賛モラトリアム人間

これからの人生どうしようかなって

アルバイトをやめるやめる詐欺マンが実際に”やめる”ことになった

これは梅雨入り前に書いたものであるのでうまく解釈してほしい

 

梅雨前にやり残したことがあるかのような良いお天気で大変結構なのだが、汗だけはかきたくないものだったりする。私は(というか家系的に)生まれつきの汗かきで、しかも平熱が36℃後半あるものだから、せっせと体温を下げないとエンジンが熱暴走してしまう。今日も私は汗をいそいそと流しながら登山して講義に励んでいる。

しかし、いくら汗をかこうとも心は穏やかである。お盆下がりのキラキラと太陽光線を乱反射する噴火湾のように。荒れに荒れる冬の日本海とはわけが違うのだ。

というと、私は6月いっぱいで3年と少し勤めたバイト先をやめる。3年勤めておきながら、あと半年勤めれば晴れて社会人になるためという円満な辞め方だったかもしれないが、今まで溜め込んでいたものが今回一突きされることで決壊してしまった結果である。

しかしながら、やはり不思議と心は穏やかである。こんなことならもっと早くからバイトをやめればよかったなと後悔しているのが実のところである。4年間しかない大学生活を有意義に過ごす一つの要素を失ってしまった。

さて、そんなバイト先をやめるに至った経緯であるが、今冷静になれば常人であれば即やめるレベルであった。

・最低時給
・タイムカードが30分刻み
・休憩は30分
・00分から30分までのきっちり休憩ならよいのだが、15分から45分まで休憩を取ろうものなら1時間休憩をとったことになる
・給料未払いの横行(私はなかったが)
・給料未払いの状態でオーナーがレジから売上金を取り出してパチンコへ
・発注したのをオーナーに勝手に消され、他店舗から借りてくる羽目に
・オーナーの明らかな従業員を見下した言動(働かせてやっているのになぜ給料を払わなければならないのか……など)
・シフトを相談なしに勝手に削られる(私が辞めた一番の原因)


こんな状態ならもはや労基署かどこかに訴えればいいじゃないかと思うかもしれないが、実際問題オーナーとは顔も合わせたくないし、労基署から制裁を加えられて潰れるよりは私を筆頭にして従業員が辞めていって、店が回らなくなってオーナー一家が路頭に迷うほうが面白いじゃないかってあまりにもダークな私が囁くのである。
行き過ぎた表現になったかもしれないが、実情としてそれほどのことをしでかしているのであるから、それくらいは良い薬になるんじゃいかと正義を振りかざしている私である。

 

次のバイトは何にしようか、そんな呑気なことを考えながら残り少ない現バイトへと向かう私だ。