絶賛モラトリアム人間

これからの人生どうしようかなって

まだ若いのに

私は今年の夏で晴れて22になる。色々と責任が伴う代わりに別に好きなことをしても構わないお年頃だ。公共の福祉が保てるならば、である。

 

そんなうら若きぴっちぴち(もうこの表現は厳しいかもしれない)私が唯一悩んでいること、そう白髪である。

 

画像でお見せしたいのだが、生憎自分の頭を電車内で撮影する変態にはなりたくないし、自分も頭頂部から私の白髪たちをそんなまじまじと見たことがないので、現状どうなっているか理解しきれていない。この前もお風呂上りに鏡を見たところ、ついに前髪にまで白髪が来ている(私の白髪軍は後頭部から開拓している)ことにショックを受けたので、頭頂部に車座になる白髪たちを目にしようものなら卒倒してしまうかもしれない。

 

若白髪がある少年少女に対して皆さんはどのような言葉をかけるのだろうか、恐らく大半の方が「苦労してるのね~」と言われると思う。私もそう言われたクチである。何をもってして「苦労」なのか、またそれも私の悩みの種の一つとなったのだが、とりあえずその場はやりすごすスキルを身につけられたのは意外や白髪のおかげなのかもしれない。

 

今思えば白髪が私の頭に陣取るようになったのはいつだったろうか、全然覚えていない。中学時代には気になって黒染めをしていたから、恐らく予備軍らしきものは小学校高学年からあったのかもしれない。にしてもだ。父でさえ40半ばから生え始めた白髪が、その子供には10代から生えるなんてあまりにも運命は残酷すぎやしないだろうか。白髪を初めて発見した思春期の子供が相当なショックを受けることなんて想像にたやすいのに、神様はなぜそんな悪事を働いてしまったのか、神に人の心はないのか????? 

 

ふぅ……

 

まあ仕方がないのだ、そんなことは百も承知。私が死ぬまであと60年?70年?あるから、それまで快適な白髪ライフを過ごさせてもらおうと思う。今では不釣り合いかもしれないが30後半になって老けてきたらシックな紳士淑女になるかもしれない。そんな期待を抱く。

 

まあ、就活が終わったら赤茶髪にしてピアスを開ける予定でいるので、頭皮にガンガンダメージを与えていきたい。